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2019.11.07令和元年文化庁芸術祭参加作品CD <藤舎理生 笛の創作世界—未来への様相—>がリリースされました。

令和元年文化庁芸術祭参加作品CD <藤舎理生 笛の創作世界—未来への様相—>がリリースされました。 
The Creative World of the Japanese Flute  -VISIONS OF THE FUTURE-   Tosha Rio1曲目「天翔る」能管とピアノの即興演奏でレコーディングに参加し、ライナーノートの執筆をしました。
笛奏者藤舎理生さんの独特な、揺れる美しい音色の世界、是非お聴き下さい。
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2019.08.167月21日に行われたパイプオルガンコンサートが女性雑誌に掲載されました。

「文化が未来を育てる」下重暁子 
 川上中学校は、車でも遠くから分かった。ひときわ背の高い木造建築の黒い建物。夏休みに入って子供達の姿はないが、木目を生かした床や、枝ぶりそのままの廊下など、木のいい匂いがする。
 休日なので体育館の入り口から入ると、松ぼっくりを模した音楽堂は目の前。正面にパイプオルガンがある。サントリーホールなどの堂々たるものではなく、素朴な村の教会の風情がいい。50人位が入れる室内に木の椅子が並べられ、三々五々腰をかける。私達は右手の一番前。隣に村の小学生がちょこんと座っている。ピアノを習っているので、パイプオルガンも始めたのだそうだ。定刻、村長も演奏会にやって来て演奏会が始まった。
 黒いパンツスーツの佐伯さんの解説と共に、最初はオランダ国歌。彼女の第二の故郷だ。左手最前列にオランダ人夫妻。背の高いオランダ人の男性は弁護士、奥様は日本人。すぐ近くに別荘があるという。佐伯さんに促されて国歌を歌ってくれた。十六世紀の伝承歌をもととする国歌は、サッカーワールドカップで聴いたことがある。
 続いてモーツアルトが8才の時に父と共に訪れたオランダの歌をもとにした変奏曲。そういえばバッハもモーツアルトも最初の音楽との出会いは教会のパイプオルガンだったのだ。子どもの頃のモーツアルトの小曲だが、往年の美しいメロディーが感じられる。オランダは運河の街。どの家の窓もレースや小物で飾られ、通りには手回しオルガンなどストリートオルガンの音が響く。佐伯さんはその都度オランダで自ら撮った写真を示し、説明を加え、写真をみんなに回してくれる。まるでアムステルダムの通りを歩いている様に、かつて訪れた風景を私は思い出していた。
 最後はオランダの大作曲家・スウェーリンクの曲。民謡や自然をもとに作られた曲が、この素朴なパイプオルガンにぴったりだ。小型とはいえ、パイプオルガンを一人で操る事は大変だ。佐伯さんは左右に足を広げ、手は忙しなく鍵盤の上を動く。なんと様々な音が出る事か!
 小さな可憐な音から、荘厳な音楽まで、素朴で手作りの心のこもった音楽会。
 庭に面して用意されたお漬物、手作りクッキー、シソジュースなどで一服して、パイプオルガンの普及や、同じ川上村にあるうぐいすホールという音楽ホールでの演奏会など、川上村への、そして文化の未来への私たちの夢はふくらむのだった。(8/1「女性セブン」より一部抜粋)

2019.06.216月23日(日)〜30日(日) 調布国際音楽祭2019

7年目を迎えた調布国際音楽祭。音楽監督はオランダ生まれでBCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)首席指揮者の鈴木優人さん。世界的アーティストがやって来て、町中が音楽で溢れます。初日は山下洋輔ピアノ「ラプソディー・イン・ブルー」でオープン、最終日はバッハ・コレギウム・ジャパンによるバロック協奏曲の夕べ。佐伯はスタッフとして参加しています。皆様のご来場をお待ちしています。http://chofumusicfestival.com/cmf2019/

2019.05.01佐伯恵美企画公演『クリスマスの思い出』が紹介されました

作家 下重暁子の新書「年齢を捨てなさい」(2019年4月新刊)の中で、佐伯恵美が企画した公演『クリスマスの思い出』が紹介されました。トルーマン・カポーティは作品『ティファニーで朝食を』でよく知られた有名作家ですが、『クリスマスの思い出』は彼の幼少期の思い出を綴った感動的な作品です。
(下重暁子「年齢を捨てなさい」幻冬舎 より抜粋)佐伯恵美さんの企画で矢代朝子さんの朗読、佐伯さんの作曲とピアノ、村上春樹さんの要望で全編カットなしの2時間近い物語と音楽でした。矢代さんは、有名な劇作家・矢代静一の長女で、文学座で基礎を学んだ女優です。オランダでクラヴィコードという古楽器を学んだ佐伯さんが奏でる、桜材で出来た美しい楽器のかそけき音に魅せられた私は、詩の朗読とクラヴィコードで、軽井沢で催しをしたことが何回かあります。物語は回想の形で始まります、、、、、年の差なんて関係ない、この上なく最高な2人の関係。その思い出を持っている限り、人は老いるということはないのです。終わり近くになると、会場からはすすり泣きが聞こえました。黙ってハンカチで目を押さえている女性もいます。私も目頭が熱くなりました。

2019.01.02邦楽笛奏者、藤舎理生さんとレコーディング

藤舎理生さんの新しいCDのレコーディングに参加しています。理生さんの作曲した能管の曲「天翔ける」にピアノで即興演奏を試みました。毎回、思いがけない掛け合いになって、とてもエキサイティングです。CDリリースは今年の夏予定だそうです。どうぞお楽しみに!